My way minimal
抽象とは生の方向性、生の方向性がなければ知覚は生まれない。
余分な要素をそぎ落としていくのが知覚の到達点
ミニマルなイメージに仕上がる。
そのミニマルなイメージの本質は、生の方向性
生の理想的なありかた、
生きてゆくぞという決意
自身のために、人類の宇宙の進化のために前進するぞという決意を表現できます。
また、人に勇気を与えます。
知覚される対象には、過去からの経験(自身、生命、宇宙)、未来への志向(自身、生命、宇宙)を含みます。
その情報は永遠です。
生命の能動性のエネルギー(生命進化の源、主体性のエネルギー)に根ざす生の方向性を表現します。
生命の本質を問うとともに、生命から湧き上がる、能動性のエネルギーを大切にします。
また、エネルギーが生まれる原因に言及します。
それは、Relationと生命のCondition
RelationがRelationをつくる
生命のCondition(Relation)がRelationをつくりだす。
また、Relationを観察すれば、エネルギーのConditionが理解できる。
Relationの大切さを表現します。
私は、知覚の側面から生命の本質を探究します。
書の視点
ミニマルとは知覚の到達点
書につながる。
そこから、平仮名は生まれてきた。
文字=能動性のエネルギー
私は、能動性のエネルギーという観点から、文字の本質まで踏み込む
私は、エネルギーを抽出する。
そのエネルギーの中に生命の本質を見出す。
その抽出されたエネルギーは、世界全体を包み込む。
エネルギーバロメーターの状況に応じて、知覚の質を判断する。
自身への洞察、自分自身をみる客観性が表現できる(リアリズム)。
ステンシルは引き算の技法、引き算の美意識は、日本人の感覚に近い。
差異を認識する知覚の構造に近い。(抽象)
記号論的視点
テキスト、それは永遠というコンテキストの中で、私(生命、宇宙)の中に存在します。
永遠というコンテキストの中に私は存在し、私というコンテキストの中に、永遠は存在します。
知覚、、、、抽象、、、、言葉、、、、文字
(ネガとポジとの関係性)
それは、世界の中での世界との関係性、(自身の中での生命との関係性)
余分な要素をそぎ落としたミニマルなイメージ(知覚の到達点)の本質は、平面の次元に存在する。(常に対立軸の関係にある、そして色相環のような広がりをもつ)(対立軸の関係性から平面のスペースが生まれる)
平面が織りなすテキストが生の本質
生の方向性という焦点が一つの平面。
円(対立軸(対角線)が存在しない支持体)に対象を描くことで、ネガとポジとの関係性が、真に等価値となる。
支持体を円(対立軸(生命の構造)が存在しない)にすることで、作品に開放感(対立軸の関係性がそれを強調する)が生まれる。空の感覚(新たなものが生まれ出る感覚)。
知覚(対象の見方)を考察する。
True Subjectを表現する。
My Way MinimalのコンセプトでReady Madeを解釈し、精神の∞地点を表現する。
日本美術の場合、和語の特性を(感覚的、ネガとポジとの関係性が両義的)を活かすためにAbstraction(小紋、着物の文様、浮世絵、、、、など)(ネガとポジとの関係性が鮮明)が生まれる。
歌舞伎をみて理解できた。(歌舞伎の動きも抽象)
Japanese Abstraction は世界に誇るAbstractionである。(和語の体系から)
日本文化の空白の重要性、
ネガの部分を抹消するのではなく、ネガとポジとの関係性が成立しているということ。
日本文化そのものが関係性に根ざしたAbstractionである。(抽象とはネガとポジとの関係性が等価なことをいう)(抽象的思考とは平和的思考)
対立軸の美(関係性の美)、
それが、日本文化の美意識である。
Contemporaryな日本の美を表現すること(グローバルな今の時代、日本人のアイデンティティは変化してきている。日本美術の平面性(複数の焦点、感覚的、感情的)は日本人の寛容な精神を意味します。そして、それは日本人の強みでもあり、弱みでもあります。世界で活躍するスポーツ選手、イチロー、中田英寿などはとても客観的に自己を洞察し進みます。遠近法的(一つの焦点、客観的、西洋的)な新たな日本人の姿です。遠近法的日本人アイデンティティはContemporaryな日本人のアイデンティティを意味します)。
私達は、現象(縁、環境、世界、宇宙、出来事)によって生かされている。そして、私達の主体(生の方向性)が現象(縁、環境、世界、宇宙、出来事)を構築している。
宇宙、自然、世界、縁、出来事、出会い、現象を自身と捉える謙虚な意識に根ざす主体者の意識(生の方向性)、これが、遠近法的日本人アイデンティティである。
Peace and Relations
21世紀は生命の世紀である。
世界中の人々が縁(知覚、生命、宇宙)を認識し、日常の中に縁を見出し、Artが生命の視点から語られる世紀である。そして、Artが人間の視点から語られる世紀である。